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挑発断章.

1969年3月10日数行の詩を書いたが、さらに不可解だ。
ときおり、
生き物の二、三匹、人間の二、三人殺すつもりでなくて、
どうして表現は成ろうか
と思考が一閃光のようにかすめるのでさらに書こう。
この閃光
頭脳中のどのあたりを擦過したのか
擦過傷を生じめた判らぬ。
ただ傷跡によって刃物の存在は立証できぬ。
PROVOKE第3号吉増剛造1969
ひとめぐりした暗がりと.

暗がりの中のきみが
暗がりの中の空気が
いつになく小さく感じて
「ひとめぐりした
さあ帰ろう!
黄金のシャッター
白いシャツ着て
私だけの
ワルツが待っている
さて
酒を買って・・」
PROVOKE第2号中平卓馬1969
It is also in where.

「どこにでもいそうな気がしてた」
「どこにでもありそうな気がしてた」
そう言っていたような気がした。
僕もたぶん、そう思っていた。
2012 New Year Cat Fight.

遅くなりました
みなさん明けましておめでとうです。
昨年はたくさんのアクセスありがとうございました。
今年も新作含めていろいろと企んでいきたいので
よろしくお願いします。
あら、新年早々セルフポートレートなんてオツね
という意味ではなく、すごく痛いです。
あいかわらず
なにかと失ったものの多い昨年だったけれど
そうやっていろんなものごとを足し引きして
いくしかないのかな、、と悟ったりする歳に
なってしまったかな...
実家にちょっと帰省して
冬の柳川の川辺に佇んだりして
氏神様にお参りして
いいかんじで帰宅して、さー寝ようと
ベッド入ったら猫のカノンが枕元で
ガチャガチャやってたので
「うるさいよっ」てベッドのアタマ叩いたら
「ドン」って顔面に乗っかられて激痛が
新年早々 戦闘部族のような傷を顔につけられ...
こんな傷が出来てたなんて顔洗う時は気付かないまま
TSUTAYAとか行ってしまった。
あ、でもカノンとの仲が悪くなったわけではないので
ご安心ください。
戦国武将キャラとか戦闘民族に見られないかな
いや見られたら見られたでまたいいかそれで。。。
そんな手ひどい新年でした。
みなさん今年もよろしくです。
灯火-2011 Final 帰途-

ココロの灯火.
2011年が去って行く.
ここ何年もかけて感じたこと
いろんな事象の中で
望んでいても取り戻せるものと
絶対に取り戻せないものがあって
取り戻せないもののなかには
取り返しのつかないものがたくさんあるということ。
それでも前へ進む、人は前へと進むしかない
取り返しのつかないものを
取り返しのつかないままで
置いたままにしておくか
それとも背負っていくのか
そんなものたちを積み重ねながら
また今年も生き残って年が暮れる。
Holy night 2011

なんとかクリスマスに間に合ったかな。
相変わらず、というか変われず、というか
大切な人たちに
甘えてたりとか、迷惑かけてばっかりとか
そんなふうに生きてしまっているけれど
ともあれ、今年もエルミタージュに再会できて
美味しくいただける時間があって
まだカメラ持ってる自分がいて
僕を包んでくれている大好きなもの全部に
Merry Christmas.
P.S.
今年観た映画自分的ベスト1は....
「ブルーバレンタイン」かな、やっぱし。
劇場のシートに沈み込んだ身体を
起こすときの重さといい
ラストまでの所業といい
「キックアス!」も「恋の罪」も「スプライス」も
「アンチクライスト」も「冷たい熱帯魚」も
捨て難いけど、やっぱり...ということで。
けど園子温監督の2作品は別枠でお願いしますって感じかな。
日々点描(9)/叶わぬ想いたちの行方『恋の罪』

11/29 KBCシネマ
平日だけどやや多めの入り。年配の女性多かったりしました。
「冷たい熱帯魚」に続く、園子温監督の最新作。
今年2作目の鑑賞。
前作が「愛犬家殺人事件」をモチーフにされたように、
今作も90年代に実際発生し、今もたくさんの謎を残す、
「東電OL殺人事件」にインスパイアされて制作されています。
興味がある方はこちらも。。。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/touden.htm
前作が壊滅的暴力の怪物に関わったが故に
自ら内在する自己の暴力性を、否応も無く剥き出さされる男の物語で
今作はひたすらに、ただもうひたすらに女性的..どうしようもなく女性的。
ネタバレ全開で。。。
--あらすじ--
殺人課の刑事・吉田和子は、ラブホテルで浮気の最中に呼び出され、
渋谷区円山町の殺人現場に向かう。
そこにあったのは、マネキンと接合された無残な女性の死体。
一方、寂しさと虚しさを感じていた専業主婦のいずみは
アルバイトをすることに。
そこにいかにも怪しげな女性が話しかけ・・・。
殺人課の女刑事、大学のエリート助教授、
人気小説家を夫に持つ専業主婦の運命が交錯する。
---------
ざっとこんな感じなのだけれど、園子温監督作品の場合
こういう上面だけのあらすじではあらすじにもなっていなくて。
あらすじだけを見ると「女たちのドロドロした愛憎劇」と
考えてしまうのだけれど、まるっきり違くて
もっとこう、、ジェットコースター的なノリというのか
僕的にはクライマックスに至る過程では「冷たい熱帯魚」を
遙かに凌駕したクラクラ感があってもうどうにでもしてよと。
それ故に劇場のソコココで笑いすら起きていたほどでした。
「冷たい熱帯魚」ならバイオレンスという意味での「暴力」を
「恋の罪」でいうなら「恋」という意味においての「暴力」
のカタチみたいな。。そんな感じです。

オープニングではじめに表示されるのは
「ラブホテルとはSEXをするためのホテルである」という字幕
まあそれだけじゃないんだろうけど
続いて
「ラブホテル街は人々がSEXするための場所である」
「90年代、立ちんぼやデリヘルがそこに居た」と続きます。
その場所は、東京都渋谷区、円山町。
Chapter1 菊池いずみ(神楽坂恵)
小説家の夫の帰りを待つ妻・いずみの描写を、とことん描きます。
帰宅のときにはスリッパを、毎日、毎日きちんと揃える妻。
出勤のときはそのスリッパを踏んずけていく夫。
この夫婦のセックスレス感がびんびん来てて後の不安を煽る演出。
どー考えても良いことが起こりようもない...
一見厳粛な夫婦でしたが、妻の不安感は、
彼女の友達が来たときの「夫はいつも家にいなくて・・」
というセリフで描かれます。
これが終盤の衝撃的かつ、残酷な結末につながっていくのです。
Chapter2 城
一見まともに見える女刑事・和子(水野美紀)。
実は不倫をしていて、その不倫相手に
「おもちゃにされるのが好きなんだろ?」と言われても反論できない、
性的な面では闇を抱えた女性。
Chapter3 尾澤美津子(冨樫真)
はい、本作のキーマン(レディ)です。
美津子は表向きには大学教授。
で、夜は娼婦、自分をどんな男にも5千円で売るたちんぼ
彼女が教壇で朗読するのは、田村隆一作の「帰途」という詩。
それは「意味が意味にならない世界に生きてたらどんなによかったか」と語る詩。
しかし彼女は「本物の言葉は肉体を持っている」と言っています。
彼女は経済的には恵まれており、
その意味では売春でお金を得るメリットはありません。
しかしその行為自体は肯定しています。
彼女にとって重要なのは、
行為そのものを意味のあるものへとすることだったのでしょう。
後にいずみも売春をすることで、
「セックスの立ち位置が明確になった」と言い始めます。
街でふらりセックスをしようか?と聞いたときは喜んだ青年も、
お金を要求されると「なんだよ、売春かよ」と卑下する。
お金を介在させると、セックスを求める側と、
求めれられる側との均衡が崩れるのです。
それが美津子が日常の裏側で売春をしていった
きっかけのひとつなのでしょうか。
そしてそして登場する美津子の母!とそのお茶会のシーンは
この娘にしてこの母ありという見事な狂いっぷりでした。
クソババア最高!
「売春の方はうまくいっているの?」と聞くとか・・・
観ているこっちはドン引きです。
Chapter4 魔女っ子クラブ
美津子はデリヘルの事務所から「変人」扱いされ、
「チェンジ」前提で客に送られるという立ち位置でした。
そりゃまドア開けて
「セェックス!しよ!」と言うとか帰れと言いたくなります。
チェンジ後に呼び出されたいずみは気づきます。
その客が、夫であることを・・・。
美津子はそれを、ずっと以前から全て知っていて、
いずみをここに向かわせたのです
(中盤ではいずみは美津子に夫の小説家としての名前を言っていました)。
「そ、それだけはあり得ない!見たくない!絶対に見たくない!」的な
“愛と憎しみと悲しみの修羅場”、クラクラ感全開、劇場内失笑です。
そして向かった先の廃墟で、美津子は殺されます。
母親によって切り刻まれてしまいます・・・。
それを手伝わせた人間を映画ではぼやかしていますが。。。
この廃墟、というか古アパートは「東電OL殺人」の
事件現場そのまんまですね。
自宅にあったたくさんの美津子の油絵には
「Shinsuke Ozawa」の文字・・・
これは美津子の父のものでしょう。
美津子は父に近親相姦的な劣情を抱いていたのです
その父は「俺が『城』だ」とも言っていました。
この作品の「城」とはラブホテルと、
セックスそのものの象徴でもあります。
「その周りをぐるぐると回り続け」
彼女はこの結末を迎えてしまったのです。
Chapter5 おしまい
刑事和子は真相を知るべく、いずみの夫の小説家に聞き込みをします
が、彼は「いつからいないかわからない」
「ヒッピーみたいな変わった女性なんです」
「あんまりことを荒立てないで」と笑顔で語りました。
彼女は、彼にとってそれくらいの存在でしかありませんでした。
さらに床に見えたのは、デリヘルで使っていたピンクの塗料。
彼は以降もデリヘル嬢を呼ぶことをやめなかったのでしょう。
そして売春を続けていたいずみ。
ていうか小学生に放尿を見せるとか勘弁してもらいたい、監督。
これは東電OL殺人事件と共通点のある描写ですね。
構図としては
・既に「堕ちている」女・美津子(冨樫真)
・しだいに堕ちていく女・いずみ(神楽坂恵)
・堕ちる要素がある女・和子(水野美紀)
という3人の女性の話であり、
一見まともそうに見える人間にも、、ということになりますが
僕が感じたのはこれは「3人の女性が織り成す物語」なのではなく
「3=1 つまり女性すべてが想い描き得る物語」ではないかと
思いました。間違ってたらすいません。
ただ言えることは僕は男で、
残念ながら女性なら感じられるだろうことを
僕は感じられない、男としての限界というか
きっと女性なら当たり前に感じたり思ったりしていることが
男である僕からは視えない、あえてそういう風に描かれて
いるようでもありました。
平凡な主婦、いずみがこの後かくも淫乱に変わって行くというのは
いったいどういうことなのか。
ただこれは単に彼女が夫は愛しているけれど、
性欲的に不満を覚えていたという単純な話ではなくて。
そもそも女性は男性と異なり、
精神的な充足感が得られずして
肉体的な充足感は得られないということの示唆だったりします。
昼間は大学助教授、夜は売春婦という2つの顔をもつ美津子。
2人はとあるきっかけで知り合うのだけど、
美津子が求める“城”は正にいずみが求めているものと同じで。。。
彼女たちは2人とも愛する男性の“城”の入口を探して
彷徨っていたのであると。
端的に言えばこの“城”とは“愛”と言い換えられるだろう、、かな。
知的で上品なセレブと僅か5000円で体を売る大学助教授
彼女の口癖は裏を返せば“愛”の価値を知る者の言葉で。。
そしてこの彷徨える想い、魂たちの行く末に悲劇は起こるのです。
やがて臨界点に達するその時まで、
女たちが生み出すカオスは膨張しつづけていきます。
激しく渇きを感じる女たちがからみあい、
狂気と漆黒の闇に踊るその様は、
ネガティブな感情よりもむしろ生命力と解放感の喜びに満ちあふれている。
観ている者の既成概念や日常性が揺さぶられつづけるように。
美津子がマーラー交響曲第5番 第4楽章を背景に
円山町のネオンの光の中を徘徊する姿を、
ヴィスコンティ『ベニスに死す』にて、
その美しい第4楽章の調べとともに
疫病が蔓延するベニスの町を孤独に徘徊する
主人公アッシェンバッハの姿を重ねあわせるかのような演出は
園監督が、旅先のギリシャの遺跡に佇みながら、
街角で焚き火に妖しく照らされる古代ヨーロッパの娼婦たちを幻視し、
その光景が現代の渋谷区円山町と重なって見えたからだそうです。
「冷たい熱帯魚」を叩き付けるような作品だとするなら
「恋の罪」は刺さってくるような作品です。
さてさて、タイトル『恋の罪』は最初は何故“恋”なのかと。
「愛の罪」でもいいのかなと。
しかし実はこれ、監督の経験談から。
過去に付き合っていた女性からふられた時に
監督との間は“愛”であり
新しく好きになった人は“恋”なのだと言われたのだそうです。
“愛”を求めて彷徨うのが女性の本質なら
“愛”を手に入れても“恋”を求めるのもまた女性の本質。
男からしてみれば
じゃあ一体どうしたら良いのかという話ではあるのだけれど、
それが女性という生き物であるならば仕方ない。
それぞれが万能であるはずもない。
届かぬものもまた確かに存在するのだと
この作品は教えてくれます。
*今回もいろんなとこから引用多くて申し訳ないす。
予告編
Silent Violence.

あのころのセカイ あのころのまちがい

おとずれる終焉.

きっとそこが「GROUND ZERO」
FINAL COUNTが鳴る
Re-acceleration

2008.5.25 DRUM SON at HAKATA
このたび、THE STARCLUBギタリスト
MITOMEさんが脱退することになった。
2001年からの10年間、S☆Cのサウンド面を
支えるのみならず、自身のソロ活動など
クリエイティブな活動してくタイプの
ギタリストだった。
僕が彼らを撮る機会になった闘病中にも
声をかけてもらった。
メモリアルイヤーも多かったせいか
一番ライブで観たギタリストになった。
愛機はフライングV
S☆Cそのものが、
数々のメンバーチェンジを経ているバンドでもあるけれど
MITOMEさんは、「創っていく」タイプの
ギタリスト/PUNKSではなかっただろうか。
その再加速へのS☆C脱退だったと思う。
そして再加速と言えばS☆Cそのものもまた
メンバーチェンジのある度にフルブーストをかけてきたバンドだ。
奏でるギターの音色は変わろうと
THE STARCLUBはTHE STARCLUBであり続けてきた。
今までもごく当たり前のように
メンバーチェンジに驚く僕らを尻目に
再加速を続けて来た。
34年目、、きっと、もう次の35年目の
メモリアルもすぐそこだ。。。
きっと既に体勢を整え再加速を見据えて動き出している。
きっとMITOMEさんもまた自らが見据える未来に
これから生み出す音楽に手を伸ばしている。
彼のこの10年のギタープレイは、
下は10代から上は××代まで
脳裏に焼き付いていく。
80年代オンリー・90年代オンリーの
イベントで20年前の曲をMITOMEサウンドで
親友と聴いた新宿ロフトは
忘れられない夜になった。
また...何処かのステージで...
Dead Flower.

身の丈ほどのキャンバス
暗がりにしっかり抱えながら
遙か遠くに行こうとしていた
やがて来る 何者にも
怯えない姿が
そこにはあった.
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